PSY、米CNNと対談 「『江南スタイル』の成功は作曲家として夢であると同時に悪夢」

PSY
写真提供=CNN Original K-Everything on CNNインターナショナル
▲ 写真提供=CNN Original K-Everything on CNNインターナショナル

 【NEWSIS】歌手でプロデューサーのPSY(サイ、本名パク・ジェサン)が、CNNインターナショナルの新ドキュメンタリーシリーズ『K-Everything』に出演し、公演哲学や「江南スタイル」以降の創作的な苦悩を包み隠さず語った。

 9日午後に放送された『K-Everything』は、韓国系米国人俳優ダニエル・デイ・キムの進行でK-POP、ドラマ、フードなど韓国文化のグローバルな影響力を探求する 4部構成の番組だ。PSYは第1回K-POP部門のインタビュー対象者として登場し、対談した。

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 この日の対談でPSYは、韓国の夏の公演の象徴となった「びしょぬれショー」を「幸せの頂点」と定義した。

 PSYは「幼いころから他人が幸せそうにしていると自分も幸せだった」とした上で「観客2万5000人の幸せそうな顔を正面から見ていると、本当に死んでも悔いはないほどの感激が押し寄せてくる」と打ち明けた。これは、韓国国内の全公演チケット販売量の10%以上を占める「びしょぬれショー」のエネルギーが観客との情緒的な共感から生まれていることを示唆している。

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▲ 写真提供=CNN Original K-Everything on CNNインターナショナル

 K-POPシーンの構図を一変させた『江南スタイル』についても振り返った。PSYは、歌詞がすべて韓国語の曲が米国のラジオから流れてきたとき、タイガーJKが泣きながら電話をかけてきたエピソードを紹介し、この曲が韓国系米国人たちに与えた文化的な誇りを回想した。

 ただし、創作者としての実存的な悩みは相変わらず続いていた。PSYは「江南スタイル」の成功について「歌手としてはこれ以上ない栄光だが、作曲家としては夢であると同時に悪夢だ」と告白した。伝説的な記録を打ち破る次の作品をつくり出さなければならないという圧迫感が、創作者として背負った宿題だと説明した。

 今回のインタビューは、単なる成功神話の記録を超え、K-POPのグローバルな礎を築いたスターの内面を深く掘り下げたと評価されている。『K-Everything』は毎週CNNインターナショナルのチャンネルやアプリを通じて世界中にストリーミングされ、韓国国内ではCoupang Playを通じて視聴できる。

イ・ジェフン記者
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