【NEWSIS】キム・チャンミン監督を死に至らしめた加害者のうち一人が犯行当時、すでに同種の前科により執行猶予期間中だったことが分かった。
MBCが9日報じたところによると、キム監督を暴行した集団のうちAは事件当時、同種の前科により執行猶予期間中だったことが確認されたという。Aは2023年、仁川市内の飲食店で酒に酔った状態で暴行を加え、焼酎の瓶で被害者の頭を殴打したとして起訴され、一昨年7月に裁判所で懲役1年、執行猶予2年の判決が言い渡された。
警察は今回の事件の逮捕状請求書にAが「執行猶予期間中の再犯」だという点を明記したが、裁判所は「住居が定まっており、証拠隠滅や逃亡の恐れがない」という理由で逮捕状の請求を却下した。通常、執行猶予期間中の犯行は実刑の可能性が高く、逃亡の恐れが大きいと判断されることを考えると、異例の決定だと指摘されている、とMBCは報じた。
今回の事件は昨年10月、キム監督が発達障害を抱える息子と飲食店を訪れた際に発生した。当時、キム監督は加害者一行とトラブルになり、暴行を受けて倒れ、意識を回復することなく、4人に臓器を寄贈してこの世を去った。