【NEWSIS】昨年カンヌ国際映画祭の正式招待作品に1本も名を連ねることができなかった韓国映画が、今年は2作品をカンヌへと送り出す。ナ・ホンジン監督の『HOPE』がコンペティション部門に、ヨン・サンホ監督の『群体』が非コンペティション部門のミッドナイト・スクリーニングに招待された。
カンヌ国際映画祭事務局は9日、フランス・パリで記者会見を開き、コンペティション部門を含む正式招待作品を発表した。その中で、『HOPE』がコンペティション部門に名を連ねた。
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ナ・ホンジン監督の作品がカンヌ国際映画祭に招待されるのは2016年の『哭声/コクソン』以来10年ぶりで、コンペティション部門に招待されたのは今回が初めてだ。『哭声/コクソン』は当時、非コンペティション部門に招待された。
『HOPE』は非武装地帯にある港町・湖浦の郊外で謎の存在が発見されたことをきっかけに、危機に見舞われていく住民たちの姿を描くファンタジーSF作品。ファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨンらがメーンキャストを務め、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、テイラー・ラッセル、キャメロン・ブリットンら海外の俳優たちも出演している。
一方、『群体』はミッドナイト・スクリーニング部門に招待された。ヨン・サンホ監督の映画がカンヌで上映されるのは、2012年、2016年、2020年に続き4度目となる。
『群体』は、正体不明の感染事態により封鎖されたビルの中、孤立した生存者たちが予期せぬ形へと進化する感染者たちに立ち向かい、繰り広げる死闘を描くゾンビ映画だ。2015年の『暗殺』以来11年ぶりの映画出演となったチョン・ジヒョンをはじめ、ク・ギョファン、チ・チャンウク、シン・ヒョンビン、キム・シンロク、コ・スらが出演している。韓国では来月公開予定だ。
なお、今年のコンペティション部門の審査委員長はパク・チャヌク監督が務める。韓国の映画関係者が同映画祭の審査委員長に選ばれたのは、パク・チャヌク監督が初めてだ。