[インタビュー]BTS「韓国的要素は7人をまとめるキーワード」

BTS(ビッグヒットミュージック提供)
▲ BTS(ビッグヒットミュージック提供)

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)は20日発売のアルバム「ARIRANG」の韓国的な感性について「韓国的な要素はメンバー7人を一つにまとめることができる重要なキーワード」だと説明した。

 「ARIRANG」は韓国を代表する民謡「アリラン」がアルバム名として採用されたことが国内外のファンの関心を集めている。

 BTSのメンバーたちは「(韓国的要素は)僕たちが出発した場所、ルーツと相接している」とし、「韓国的なものが何なのか今も再定義され続け変化している。僕たちもその流れの一部になったらおもしろそうだ」と語った。以下は一問一答。

――アルバムに込められた「韓国的要素」はどのように決めたのか。

「ひとまず浮かび上がったアイデアをあれこれ出してみた。ソングライティング・セッションでは(韓国の国技の)テコンドーを題材にして作った曲もあった。アルバムには収録されなかったが個人的にはかなり気に入っていた」(RM=アールエム)

「アルバムのロゴはJUNG KOOK(ジョングク)のアイデアから出発した。多様な方面からメンバーたちの意見が加わって今のアルバムのコンセプトが固まり、全員が韓国人なので韓国的な要素を自然に盛り込めたらという意見もあった」(JIN=ジン、SUGA=シュガ)

「新曲の歌詞にも韓国の(喜びや楽しさを呼び起こす感情の)フン(興)と文化を盛り込んだ。さまざまな部分で『7人が共にできるポイント』をより多く作り出すために試行錯誤した。再び戻ってありのままを見せるということは結局、ルーツから始まることだと思う。そのルーツが共に堅固だったからこそ今の僕たちがいるのだと思う」(J-HOPE=ジェイホープ)

「メンバーが皆アイデアを多く出し、それぞれの個性を(アルバムに)落とし込むために悩んだ。ARMY(BTSのファン)の方たちも一つずつ探してみる楽しさを感じることができるだろう」(V=ブイ)

――「韓国的な要素」を表現するときに設けた基準は何か。

「韓国的な要素を決められた枠のようにそのまま持ってくるよりは、今の僕たちのやり方で自然に表現したかった。過度ではない変奏と僕たちならではの解釈が加わったとき、情緒がさらに広く伝わると思う。多様に解釈され得る『アリラン』を少し違った形で、新しく解釈してみたかった」(RM)

「韓国的な要素を無理やり盛り込むよりは、僕たちらしく溶け込ませることに集中した。韓国的な情緒を生かしつつも防弾少年団のカラーが鮮明に残るようバランスを取ろうとした」(JIN、SUGA)

「均衡と節制は確かに重要だと思う。ただ、ポイントとなる瞬間には果敢に見せることが、よりかっこよくなる可能性もある。今回のアルバムとステージでも『過度ではないが必要な瞬間には確実に』という基準が表れるようにするため悩んだ」(J-HOPE)

「音楽とパフォーマンスの全般で僕たちのアイデンティティーと僕たちらしい伝え方が何なのかについて悩んだ。その延長線上でメンバー全員が韓国人だという背景についても改めて考えるようになった。そこで韓国的な要素を重要なポイントに据えた。特に『アリラン』は韓国人なら幼いころから数えきれないほど接してきた単語であり民謡なので、これをアルバム名として選択することのプレッシャーと責任感が伴った」(JIMIN)

――「ARIRANG」で最も伝えたいメッセージは。

「各メンバーの時間と色彩をそのまま詰め込んで、最も防弾少年団らしいアルバムが出来上がったと思ってくださるとうれしい」(JUNG KOOK)

――「SWIM」をタイトル曲に選択した理由は何か。

「聴けば聴くほど『(タイトル曲に)ふさわしい』と思った曲だった。歌詞も『今の防弾少年団』をうまく表現しているポイントがあり、パフォーマンスもこれまでとは異なる新たなポイントがあるので注目してほしい」(JUNG KOOK)

「ステージを見ている最中も歌がよく聴こえるパフォーマンスとなるよう努力した。波を表現する動作や潜水するように静かに沈むポイントのようなディテールがある。最初は、インパクトの強い曲の間で『退屈に感じられるのではないか』と心配もしたが、聴いているうちにサウンドに自然になじみながら楽になった。僕たちが伝えたいテーマに最も合っていたためタイトル曲に選んだ」(J-HOPE)

――「SWIM」が人々にどのような曲として記憶されたいか。

「人生のような曲だ。ただ1日1日、バシャバシャと、一呼吸ずつ息を吐いて吸いながら泳いでいく皆の曲であることを願っている。聴けば聴くほど温かい曲なので、それぞれの人生を生きながら力になる曲になってほしい。また、口伝えされ長い間人々のそばにとどまった『アリラン』のように『SWIM』も末永く人々の心に残る曲になることを願っている」

――過去と比較したとき、変わってない点は何か。

「メンバーたちといるとき、一番好きな自分でいられる。幼いころの純粋さや童心のようなものだ。僕たちは一緒にいるときが本当におもしろいという話をよくする。こんな家族のような友達に出会うのは簡単ではない」(RM)

「ステージに向けた情熱と愛する姿は変わらないだろう」(SUGA、V)

「これからも新たな挑戦をするたびに困難はあると思うので、何が正しいのか悩みながら選択していかなければならない。それでも『SWIM』のように止まらずに泳いでいくという姿勢だけは変わらないだろう」(JIMIN)

「『ARMY』 の方々に対する気持ちは変わらない。いつもありがとう。愛しています」(J-HOPE、JUNG KOOK)

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