【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)は20日、5枚目のフルアルバム「ARIRANG」の発売日を迎え「ARMY(BTSのファン)の皆さんが長い間待ってくださっただけに、かっこよく準備して戻ってきました」と活動再開への思いを語った。
BTSは同日、所属事務所のビッグヒットミュージックを通じて「ワクワクすると同時に緊張もしていますが、何よりも感慨無量です。久しぶりに7人が集まって何かをできるという事実だけでもうれしく、感謝しています」とコメントした。
「ARIRANG」はBTSが2022年6月にアンソロジーアルバム「Proof」を発売して以来、3年9カ月ぶりのアルバムとなる。
メンバーたちは「久しぶりのアルバムなのでときめきが大きかった分、不安もありましたが、メンバーたちとARMYが一緒なので大きな心配はありません」と語った。
アルバムにはアイデンティティーと普遍的な韓国の感性が盛り込まれたタイトル曲「SWIM」など新曲14曲が収録された。BTSは活動再開を通じてグループの「活動第2幕」を開くという覚悟だ。
JIMIN(ジミン)はニューアルバムについて「引き続き前に進んでいく」という決意を語りたかったとし、「常に新しく、より良い姿を見せなければならないというプレッシャーがあります。数多くの悩みもありますが、それでも止まらずに進んでいくという気持ちを表現しようとしました」と説明した。
SUGA(シュガ)は「最も僕たちらしいものは何かについて悩みました。大げさなメッセージよりも『僕たち』自体に焦点を合わせました」と語った。
収録曲のうち制作に最も時間をかけたのが「SWIM」だった。米ロサンゼルスでアルバムの制作作業を行ったBTSは1カ月にわたり「SWIM」を超える曲を作ろうと試みたが容易ではなかったという。
兵役に就く前や軍除隊後に活発にソロ活動を展開したメンバーたちはロサンゼルスで曲作りをしながら毎日共に食事をし、話し合った。新人時代の思い出話に花を咲かせ、曲作りがうまく進まない日は励まし合った。
リーダーのRM(アールエム)は「SWIM」について「初めて聴いたときは平壌冷麺のように淡白で緩い魅力があると感じましたが、聴けば聴くほど『一緒に泳いでいきたい』と思うようになりました」と語った。V(ブイ)も「最初は刺激的な曲ではないと感じましたが、聴いているうちにむしろ末永く聴くことができそうだと思いました」と振り返った。
「SWIM」が平壌冷麺のような味わいがある曲だと語ったことからもわかるように、BTSはニューアルバムで音楽的変化を試みた。ドキュメンタリーのティーザー動画でも「ずっと同じことはできない」と成長への意志を示している。
BTSは「ARIRANG」の全曲を聴くとアルバムの構成自体がしっかりしていることが分かるとし、ジャンル、サウンド、ボーカルの表現に至るまで幅広く拡張させることに集中したと説明。「僕たちにとってなじみのあるジャンルでなくても挑戦してみようと頑張り、これまでやったことのない表現を入れてみようと努力しました」と語った。
JUNG KOOK(ジョングク)は「メンバーが集まって一度に100曲を超える曲のデモテープを聴いたことは印象深かったです。メンバーがそれぞれ作った曲も含まれていたため初めて聴く曲も少なくなかったので、その過程がおもしろく、記憶に残っています。ただただ楽しく幸せでした」と振り返った。
メンバーたちは「100%満足とは言い切れませんが、依然として変化し前に進んでいるという点で十分満足しています」とした。
BTSはニューアルバムと同じ「ARIRANG」と題した超大型ワールドツアーで「活動第2幕」をスタートさせる。メンバーたちは「新しい始まり」(SUGA)、「アーティストとしての1段階成長」(J-HOPE=ジェイホープ)、「成長が含まれた物語」(V)、「新しい方向」(JUNG KOOK)などと意味を与えた。
「活動第2幕」に関連し、RMは「数えきれないほど悩みましたが一つに定義することは難しいです。ただ、『均衡』に近いのではないかと思っています」とし、「再び7人が集まったということが半分を占め、どこかに向かって進みながら変化しなければならないということが残り半分を占めています。容易ではないですがその分幸せであり、おもしろいです」と語った。
最年長メンバーのJIN(ジン)は「より良くなった点を挙げるなら、メンバーの仲がさらに近づいたことです。一緒にいるときに自然に笑って、ふざけ合う雰囲気はそのままです。最近も一緒においしいお店に行って食事をしたりするんですよ」と話した。
BTSは同日午後2時にファンコミュニティープラットフォーム「Weverse(ウィバース)」で、活動再開を記念するライブを行う。21日午後8時からはソウル中心部の光化門広場で無料公演「BTS THE COMEBACK LIVE|ARIRANG」を開催する。
BTSは「長い間待ってくださったARMYの皆さんに心から感謝します。僕たちも皆さんにとても会いたかったです。再び7人で活動できるという事実が何よりも大切です。これから続くワールドツアーやそのほかのさまざまな活動を通じてお会いしましょう」とファンへのメッセージを伝えた。