メキシコのテレビ番組で、出演者が男性アイドルグループ防弾少年団(BTS)とファンをけなす発言をして物議をかもしている。
メキシコのマルチメディオス・テレビジョンの「Canal 6」がユーチューブおよびインスタグラムに開設している公式アカウントによると、先月末に放送されたバラエティー番組『Chismorreo』では、BTSワールドツアーのメキシコシティ公演をめぐるチケット前売りが不公正だとして物議をかもしている問題、そしてこれに対する人々の反応をテーマに、パネリストたちがトークを繰り広げた。
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その過程で、出演していたタレントのルイサ・フェルナンダは「高いチケットで搾取されると感じながらも買っているのを見ると、人々のレベルはこの程度」と、コンサートチケットの価格について指摘した。同じく番組に出演していたファビアン・ラバジェは「もし僕に17歳の娘がいたら、宿題でもやらせる」「どこかの無名歌手のコンサートのために泣きわめいてる場合じゃない」と言い放った。
司会者が慌てて「多くの子どもたちにとって、BTSを直接見ることが夢」と制止したが、フェルナンダはむしろ「断言するが、ファンの半数は小学校すらろくに出ておらず、コンサートを見に行こうとしている」と発言し、さらに物議をかもした。
放送直後、SNS上ではこの発言を批判する反応が相次いだ。BTSのファンは、自分の学歴と職業を公開する動画やコンテンツを投稿して反発した。エンジニア、海軍医官、獣医、弁護士など専門職従事者たちが自分の職業を証明し、修士課程・博士課程の学歴を明かしてパネリストたちの主張に真っ向から反論した。
番組タイトルのChismorreoとは「ゴシップ」「陰口」といった意味で、タイトルの通り芸能界のニュースをいささか刺激的な形で取り上げる番組として知られている。別のテーマを取り上げた動画でも、出演者たちが歯に衣着せぬ発言で注目を集める場面が繰り返し登場する。ただし、番組の性格を考慮しても、BTSとファンに向けた発言は度を越したものだった、という指摘が現地でも相次いでいるという。
なお、BTSは5月7日と9日・10日にメキシコシティの「エスタディオGNPセグロス」で公演を行う予定だ。同スタジアムはおよそ6万5000人を収容できる。