【NEWSIS】陸軍訓練所の幹部が、訓練兵だった人気グループSEVENTEENのメンバー、ウジに結婚式でウエディングシンガーを務めてくれる歌手の紹介を依頼していたことが分かり、物議をかもしている。
ソウル新聞が23日報じたところによると、陸軍訓練所所属の上司Aさんは今年9月に入隊したウジに対し、自分の結婚式でお祝いの歌を歌ってくれる歌手を紹介してほしいと要請したという。
【写真】SEVENTEENウジ、金髪に変身…目に浮かべたキュートな笑み
Aさんの依頼を受けたウジは、普段から親交があったバラード歌手Bに声を掛け、Bは10月にAさんの結婚式で、無料でウエディングシンガーを務めた。
ソウル新聞は、ウジは入隊するまでAさんと個人的なつながりはなく、ウジがAさんの依頼を受けた当時、勤務地が決まっていない状態だったという。ウジは助教に選ばれ、現在Aさんと同じ教育隊で服務している。
これについて陸軍訓練所側は、当時強圧的な状況はなかったとした上で、ウジが好意でAさんの依頼に応じたと説明した。また「ウジ本人の個人的な好意次元でなされたこと」とした上で「違法だったり、規定に違反した事実はない」と主張した。
ただし一部では、訓練所所属の幹部が訓練兵に私的な用務でこのような依頼をするのは不適切だ、と指摘する声が上がっている。
法務法人存在のノ・ジョンオン弁護士は「上命下服(上司の命令に部下が従うこと)が厳格で閉鎖的な軍の組織の特性上、上官の私的な依頼を事実上拒否するのは難しい、という点が重要な判断基準になった判例が多数ある」とコメントした。