ソウル高尺スカイドーム近くでG-DRAGON公演チケットのダフ行為…中国人ら6人摘発

写真提供=ギャラクシー・コーポレーション
▲ 写真提供=ギャラクシー・コーポレーション

 【NEWSIS】ヒップホップグループBIGBANG(ビッグバン)のメンバーでソロ歌手G-DRAGON(ジードラゴン)のコンサート会場前でダフ行為をしようとした6人が警察に摘発された。

 K-POP業界関係者が14日に明らかにしたところによると、警察は同日午後、ソウル市九老区の高尺スカイドーム近くで、G-DRAGONのコンサート・チケットでダフ行為を試みた6人を軽犯罪処罰法違反容疑で摘発したとのことだ。

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 警察の捜査の結果、6人のうち4人は中国人だったという。インターネットを通じて約束し、同日のG-DRAGONコンサートのダフ行為をしようとして摘発された。

 警察は6人のうち5人を即決審判に付した。これは、20万ウォン(約2万1000円)以下の罰金など軽犯罪に関して正式な刑事訴訟手続きを踏まない略式裁判だ。

 中国国籍者であるもう1人に対しては15日に韓国を離れなければならないという通告処分を下した。

 G-DRAGONをはじめとする人気K-POPアーティストのコンサートではダフ行為が横行し、深刻な状況となっている。

 韓国与党・共に民主党と政府は先日の党政協議で、公演法・国民体育振興法・体育施設設置法の「ダフ行為3法」を今年の定期国会内で通過させるとしている。国会文化体育観光委員会小委員会も、ダフ行為には最大50倍の課徴金を課すという内容の公演法改正案を議決した。

イ・ジェフン記者
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