イ・スンジェさん、遺影の中の慈愛に満ちた笑顔

イ・スンジェさん、遺影の中の慈愛に満ちた笑顔

 【Pickcon】俳優イ・スンジェさんの殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)がソウル峨山病院葬儀場に設けられた。

 25日未明にイ・スンジェさんが亡くなったという悲報が伝えられた。1934年、現在は北朝鮮の咸鏡北道会寧郡で生まれたイ・スンジェさんは、4歳のとき祖父母とともにソウルに移り住んだ。イ・スンジェさんは1956年に舞台『地平の彼方(かなた)』でデビューし、1965年にTBC第1期専属俳優となり、テレビドラマに進出した。

【写真】 『リア王』のワンシーンを演じるイ・スンジェ

 主な出演作としては、『東医宝鑑』をはじめ『ずっと会いたい』『銭湯の男たち』『愛がなんだって』『ホジュン 宮廷医官への道』『商道(サンド)』などがあり、シチュエーションコメディ『思いっきりハイキック!』ではコミカルな演技を披露し、多くの人から愛された。また、バラエティー番組『花よりおじいさん』にも出演し、活躍を繰り広げた。

 なお、出棺は27日午前6時20分の予定で、故人は京畿道利川市のエデン楽園に埋葬される。

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