「新風」で知られる李博士、肩を骨折し手術…生活苦も告白

　【NEWSIS】歌手の李博士（イ・パクサ、71）＝本名イ・ヨンソク＝が事故に遭い、入院していたことが分かった。

　李博士の公式ファンクラブ「李博士ポンチャック会」は24日、X（旧ツイッター）を通じ「『新風』の李博士さんが最近、不慮の事故で肩をひどく骨折し、病院で肩に金属製の芯棒を入れる手術を受け、現在入院している」と説明した。

　さらに「まだ退院スケジュールも決まっておらず、完治まで6カ月以上もの長い時間が必要とのことだ」と伝えた。

　李博士ポンチャック会は「何よりも、今回の治療費が自己負担となっている上、予約されていたイベント十数件がすべてキャンセルとなって違約金が発生し、経済的に非常に厳しい状況」と説明した。

　そして「ファンクラブで李博士さんの治療と回復を応援したいと思い、これまでの募金額を治療支援金として伝達しようと思う。数万ウォン（数千円）でもいいので、もし助けてくださる方がいたら、その意志を伝えていただきたい」と求めた。

　ファンクラブは入院中の李博士の写真も公開した。このたび公開された写真を見ると、李博士はやつれたような顔で痛々しい。

　なお、李博士は2000年にファーストアルバム「SPACE FANTASY」を発売した。「YOUNG MAN」「モンキー・マジック」などの曲で日本でも人気を集めた。

　事故で足をけがをした李博士は活動にブレーキがかかり、空白期間に二度詐欺の被害に遭ったことを打ち明けた。生活苦に陥り、離婚までしたという。