訃報：映画監督シン・ソンフンさん　40歳

　【Pickcon】シン・ソンフン監督が今年5月に亡くなっていたことが分かった。40歳だった。

　これは、韓国の日刊スポーツが26日、「シン・ソンフン監督は今年5月に死去した。最初の発見者は知人で、連絡がつかず直接自宅を訪ねたところ、シン・ソンフン監督が倒れているのを発見し、警察に通報したとのことだ」と独自報道したものだ。

　映画関係者A氏は同紙に「自宅で遺書は見つかっていない。持病があったという話も聞いたことがない」と語ったという。

　シン・ソンフン監督は2022年に歌手としてデビューした後、女優としても活動した。2022年に映画『チャジャン麺（ミョン）　ありがとうございます』を監督し、この作品により「第7回ハリウッド・ブールバード映画祭」でベスト監督賞と作品賞を受賞するなど、世界有数の映画祭で受賞の栄誉に輝いた。

　昨年は映画『未成年者たち』により「大韓民国文化芸術大賞」で今年の監督賞を受賞したほか、国内外の授賞式で好評を博した。今年2月にも新作『神の選択』を公開したシン・ソンフン監督の突然の悲報に、哀悼の言葉が寄せられている。