コ・アソン、釜山映画祭を訪れた李在明大統領に感謝 「こんなに小さな映画を見に来てくださるなんて」

コ・アソン、釜山映画祭を訪れた李在明大統領に感謝 「こんなに小さな映画を見に来てくださるなんて」

 女優コ・アソンが、釜山国際映画祭の公式上映作品を鑑賞した李在明(イ・ジェミョン)大統領に感謝の気持ちを伝えた。

 コ・アソンは20日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「こんなに小さな映画を見に来てくださるなんてありがとうございます、大統領」という書き込みとともに写真を掲載した。赤いハートの絵文字も添えている。公開された写真を見ると、コ・アソンは李在明大統領と握手をしている。

【写真】 コ・アソン&キム・デミョン 映画『劇場の時間たち』舞台あいさつ=釜山映画祭

 李在明大統領はこの日午後、妻の金恵京(キム・ヘギョン)さんと一緒に第30回釜山国際映画祭を訪問し、釜山市海雲台区にある「映画の殿堂」で釜山国際映画祭の公式上映作品である『劇場の時間たち』を鑑賞した。コ・アソンが出演したこの映画は、韓国でインディペンデント映画を手掛けるイ・ジョンピル監督の『チンパンジー』、ユン・ガウン監督の『自然に』をアンソロジー形式で組み合わせた作品だ。

 李在明大統領夫妻は映画を鑑賞した後、監督やキャストたちが参加する「観客との対話」イベントに出席した。李在明大統領は「最近、映画制作の生態系がかなり崩れているそうだが」と制作費の規模について尋ね、イ・ジョンピル監督は「7000万ウォン(約742万円)」と答えた後、「お金がいつも足りない」と主張した。すると、李在明大統領は「もう少し関心を持つようにしたい」と語った。

 さらに、李在明大統領は「韓国映画制作の生態系が非常に悪化しているそうなので、わが政府でも映画産業が根本からしっかり成長できるよう支援したい」と約束した。

 コ・アソンは21日、『劇場の時間たち』の野外舞台あいさつでも「劇場がどれほど大切なのか、映画が思い出になってほしくないという気持ちからつくったんだけど、思ったよりもたくさんの方たちが愛してくださり、感慨深い」とした上で「李在明大統領が上映後のGV(Guest Visit)にご一緒してくださり、釜山で意義深い時間を過ごすことができた」とコメントした。

キム・ジャア記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース