IVE新曲MVめぐり「反日」騒動…韓国ネットユーザー「折り鶴は愛を意味し、I’m sorryはブランド名に過ぎない」

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IVE新曲MVめぐり「反日」騒動…韓国ネットユーザー「折り鶴は愛を意味し、I’m sorryはブランド名に過ぎない」

 女性アイドルグループIVEが最近公開したニューアルバムの予告映像をめぐり、反日疑惑が浮上した。

 日本の女性週刊誌「女性自身」などが12日報じたところによると、日本では8日にIVEが公開したニューアルバムの予告映像をめぐり、配慮がなさ過ぎると批判する声が上がっているという。

【写真】 IVEの新譜リリース記念記者懇談会

 日本のインターネットユーザーたちは、映像を公開したのが長崎に原子爆弾が投下されて80年となる8月9日の前日である点、映像の中で日本人メンバーのレイが「I’m sorry」と書かれたTシャツを着ていた点などを問題視している。

 IVEの日本人メンバーが「I’m sorry」と書かれたTシャツを着ていたのは、日本が第二次世界大戦の敗戦国であるという点を浮き彫りにするための演出というわけだ。

 また、日本で平和のシンボルとされている折り鶴を燃やすシーンも、反日感情を表したものだと主張している。

 日本のメディアだけでなく、嫌韓ユーチューバーたちも加わり、IVEを批判した。

写真=IVEのユーチューブ・チャンネル
▲ 写真=IVEのユーチューブ・チャンネル

 日本のインターネットユーザーたちはこの映像について「これは明らかに反日ソングだ」「日本のファンに対する配慮がない」「謝罪し、映像を削除すべき」「IVEの曲はもう聴かない」など、さまざまな反応を示している。

 これを受け、韓国のインターネットユーザーたちが反論し、該当の映像には14日現在、およそ1万8000件のコメントが付いている。韓国のインターネットユーザーたちは、折り鶴は韓国では愛を意味するもので、日本人メンバーが着ていた服も、ブランド名が「I’m sorry」というだけ、と主張した。

 この映像を手掛けた監督も、自分のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ、「(折り鶴を燃やす演出に)他意はまったくない」と釈明した。

 チョソン・ドットコムはこれについて、IVEの所属事務所STARSHIPエンターテインメントに何度も問い合わせているが、返答がない。

キム・ミョンイル記者
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