自宅で遺体が発見されたAs Oneイ・ミンさんってどんな人？　R＆Bのセンスある澄んだ声の持ち主

　【NEWSIS】女性デュオAs Oneのメンバー、イ・ミンさん（本名イ・ミニョン）が突然この世を去った。享年46歳。

　6日に所属事務所BRANDNEW MUSICが発表したところによると、イ・ミンさんは5日午後に自宅で亡くなっているのが見つかったという。事務所は「現在、警察が死亡の詳しい経緯を調べている。憶測は控えてほしい」と求めた。

【写真】 明るい姿で『パク・ボゴムのカンタービレ』に出演したAs Oneイ・ミンさん

　イ・ミンさんは1999年にクリスタル（本名チェ・ダヒ）と共にAs Oneとしてデビューした。二人は米国ロサンゼルスに住んでいた韓国系米国人で、韓人教会の聖歌隊で知り合った。

　その後、一緒にキャスティングされてデュオを結成し、同年リリースした1stアルバム「Day BY Day」で本格的に音楽活動を始めた。その後、As Oneは「求めて、そして恨んで」「とんでもない」「あなたにだけは知られないように」など、感性的なバラードで人気を集めた。

　イ・ミンさんは澄んでいてソフトな声のボーカルとしてデュオを引っ張り、主に曲のアドリブと締めくくりのハミングを担当して深い余韻を残した。米国のR＆Bのセンスに基いたイ・ミンさんの歌い方は、韓国国内では稀だと評されていた。

　2013年には米国ハワイで2歳年上の韓国人男性と結婚して家庭を築き、その後韓国で暮らしながら音楽活動と英語関連の仕事を並行してきた。

　最近まで活発な活動を繰り広げていただけに、ファンの衝撃は一段と大きい。今年6月にはAs Oneとして新曲「おめでとう、誕生日」をリリースした。7月にはKBS第2の音楽トーク番組『THE SEASONS～パク・ボゴムのカンタービレ』でお笑いタレントのムン・セユン、歌手HANHAEと共にステージに上がり、明るい姿も見せていた。