キム・スヒョンの「30億ウォン」高級マンション、広告主が仮差押さえ

キム・スヒョンの「30億ウォン」高級マンション、広告主が仮差押さえ

 【NEWSIS】俳優キム・スヒョン(37)が、広告主から30億ウォン(現在のレートで約3億1800万円、以下同じ)の不動産仮差押えに遭った。

 法律代理人の法務法人L.K.B&Partnersは12日、「広告主が損害賠償請求訴訟を起こし、キム・スヒョンが所有するギャラリアフォーレ1戸の仮差押えが行われた」とした上で「ユーチューブ・チャンネル『カロセロ(縦横)研究所』の虚偽の主張によって2次被害に遭っている。広告主は費用を支払ったが執行できず、損害が発生したが、その責任はカロセロ研究所にある。カロセロ研究所の主張は事実ではなく、重大な犯罪に及んでいるという点を立証し、捜査や処罰が早く行われるよう努めている」と表明した。

【写真】 キム・スヒョン、涙の記者会見

 医療機器メーカーCLASSYSは5月8日、キム・スヒョンが所有するソウル市城東区聖水洞のマンションギャラリアフォーレの仮差押えを申請した。ソウル東部地裁は20日にこれを認めた。請求金額は30億ウォン。キム・スヒョンは仮差押えだけで3戸所有しており、このうち一番最初に購入した部屋が仮差押えの対象になった。2013年10月に40億2000万ウォン(約4億2600万円)で購入した102棟20階の部屋(占有面積217.86平方メートル、専用面積に住居共用面積を合わせた供給面積297.69平方メートル)だ。

 一方、キム・スヒョンは、チャンネル運営者キム・セウィ氏(48)のマンション2戸の仮差押えを申請し、裁判所はこれを認めた。11日にL.K.B&Partnersは「まず先月20日にカロセロ研究所の後援口座の仮差押えが行われた。キム・スヒョンと所属事務所ゴールドメダリストが共同債権者だ」とした上で「キム・セウィ氏の自宅2戸は今月9日に仮差押えを行い、債権者はゴールドメダリストだ。裁判所が仮差押え申請の理由を見て『一理ある』と判断したもの」と説明した。

 ソウル中央地裁は9日、キム・セウィ名義のソウル市瑞草区瑞草洞の碧山ブルーミング120.27平方メートルと、江南区狎鴎亭洞のハニャン(第4次)208.65平方メートルの仮差押え申請を認めた。なお、ハニャン(第4次)はキム・セウィ氏と実姉の共同名義で、キム・セウィ氏の持ち分50%のみの仮差押えとなった。請求金額はそれぞれ20億ウォン(約2億1200万円)、計40億ウォン(約4億2400万円)だ。

【写真】私生活の問題で物議をかもしたキム・スヒョン、黒スーツ姿で記者会見場に登場

チェ・ジユン記者
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