『イカゲーム3』ファン・ドンヒョク監督「シーズン2より残忍…人間性を問いたい」

　【NEWSIS】動画配信サービス「NETFLIX」最高のヒット作『イカゲーム』シリーズの最後を飾る、シーズン3の配信を控え、ファン・ドンヒョク監督が視聴ポイントを紹介した。

　『イカゲーム』シリーズ3は、再び参加したゲームで友人を失ったギフン（イ・ジョンジェ）と、正体を隠したままゲームに紛れ込んだフロントマン（イ・ビョンホン）、そして残忍なゲームの中で生き残った参加者たちの最後の運命を描く作品だ。

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　ファン・ドンヒョク監督は4日、NETFLIXを通じ、シーズン3について「シーズン2よりもっと暗くて残念だが、それと同時にかなり奇抜でユーモラス」とした上で「『わたしたちに人間性が存在するのか、その人間性には世の中をよりよいものにする能力やパワーがあるのか』に対する根本的な質問を投げ掛けたかった」と主張した。

　ファン・ドンヒョク監督は現場の写真とともにVIPルームのセットも公開した。黒い大理石を使用した前シーズンとは異なり、白い大理石を使用したVIPルームは、シーズン3だけの差別化を図っている。

　チェ・ギョンソン美術監督は「火のようなギフンとは異なり、冷ややかで冷静な氷のようなフロントマンの温度差を白い大理石で表現し、克明な対照を表現した」と説明した。

　さらに「残忍で暴力的なすべてのことを網羅した悪の存在は毒だと考えた」とした上で「有毒植物を表現し、デザインするとき、さまざまなカラーを使ってVIPルームを構成した」と語った。

　なお、シーズン3はシーズン2と続けて撮影され、シーズン2が配信されてから6カ月後の6月27日、全世界に向けて配信される。

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