【NEWSIS】昨年亡くなった天気キャスター、オ・ヨアンナさんに対する職場内いじめ疑惑について、韓国雇用労働部(省に相当)が「いじめと見なすに足る行為があった」との結論を下した。SBSが18日に報道した。
SBSによると、雇用労働部は調査の結果、オ・ヨアンナさんの職場内いじめ疑惑に関し、MBCを対象に特別労働監督を実施した結果、「天気キャスターは労働者に該当しない」としながらも、「いじめと見なすに足る行為があった」との結論を下したという。
SBSは「雇用労働部は3カ月間調査した結果、天気キャスターであるオ・ヨアンナさんを労働基準法上の労働者とは見なせないとの結論を下した」と報じた。
天気キャスターは一つの放送局に専属するのではなく、複数の職場で働くことができ、マネジメント業務を行う芸能事務所に所属しているケースもあることなどを考慮したためだ。
だが、「その上で、雇用労働部はこの件で『いじめと見なすに足る行為があった』と判断した」とのことだ。
通常、雇用労働部は労働者ではないと分類した場合、職場内いじめの有無を判断しないが、オ・ヨアンナさんの職場内いじめの有無に関しては社会的な関心が高かったことを考慮し、異例ながらも「職場内いじめと見なすに足る行為があった」との判断を下したものとみられる。