サッカー韓国代表チームの主将ソン・フンミン(32)=トッテナム・ホットスパー=の所属事務所が、子どもを妊娠したことを暴露しない見返りとして金品を要求した一味が逮捕されたことについて、「選手は明らかに被害者」との立場を示した。
ソン・フンミンの所属事務所ソン・アンド・フットボール・リミテッドは15日に立場を表明し、「虚偽の事実を流布するとして選手を脅迫してきた一味を恐喝容疑で警察に告訴した」とした上で「現在、警察が捜査を進めており、捜査の結果が出次第お知らせする」と主張した。
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さらに「明らかに虚偽の事実で恐喝、脅迫してきた一味に善処することなく処罰されるよう、法的に厳しく対応する方針だ」とした上で「ソン・フンミン選手は明らかにこの事件の被害者」と述べた。
これに先立ち、ソウル江南警察署は7日、ソン・フンミン側の告訴状を受理し、20代の女Aと40代の男Bを恐喝容疑で逮捕し、調べを進めているという。ソン・フンミン側は、Aが昨年6月、ソン・フンミンに対し「妊娠した」とだまし、数億ウォン(数千万円)の金品を要求したと主張しているとのことだ。Bは最近、ソン・フンミンに近づいて数千万ウォン(数百万円)を奪おうと試みたという。
警察は14日、裁判所からAとBの逮捕状が発付されたのを受け、同日一味を逮捕した。警察は二人をめぐり、具体的な事件の経緯を調べている。