キム・スヒョンの代理人「キム・セロンさんの音声ファイルは偽造されたもの…カロセロ研究所を告訴する」

　【NEWSIS】俳優キム・スヒョン（37）側が、女優キム・セロンさん（24）の遺族側についているユーチューブ・チャンネル「カロセロ（縦横）研究所」の主張に反論した。キム・セロンさんの音声ファイルは偽造されたものだとし、「カロセロ研究所を直ちに告訴する」と主張した。

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　キム・スヒョンの代理人である法務法人LKB＆PARTNERSは7日、カロセロ研究所が主張したキム・セロンさんの音声ファイルをめぐり、「完全に偽造されたもので、人工知能（AI）などを通じてつくられたものだと把握している」とした上で「該当の音声ファイルをカロセロ研究所に伝達した人物は、ゴールドメダリストにも『キム・セロンさんがキム・スヒョンに関して有利な発言をした音声ファイルがある』として接近してきた詐欺師だ。お金を要求し、キム・セロンさんの音声が録音されたファイルのうち一部を送ってきたが、これは操作されたものであり、いかなる要求も受け入れなかった」と説明した。

　LKB＆PARTNERSは「カロセロ研究所は記者会見で、音声ファイルを伝達した人物がゴールドメダリストあるいはコ・サンロク弁護士側にそそのかされ襲撃を受けたと主張した。襲撃時の写真も公開した」とした上で「カロセロ研究所の主張は到底受け入れられない虚偽の事実で、常識的にも納得し難い。その上、カロセロ研究所が公開した襲撃時の写真は、インターネット検索を通じてすぐさま確認することができる。カロセロ研究所と音声ファイルの伝達者は、インターネット上でダウンロードした写真を、襲撃時の写真だと主張している」と強調した。

　LKB＆PARTNERSは「カロセロ研究所の記者会見をめぐり、ストーキング処罰法違反、情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律違反（名誉棄損〈きそん〉）で直ちに告訴・告発する予定」とした上で「捜査機関と緊密に協力し、カロセロ研究所が法や原則に則って処罰を受けられるよう、最善の努力を尽くす方針だ」と主張した。