【NEWSIS】酒を飲んで車を運転し、交通事故を起こして逃走した罪により一審で実刑判決を受けたトロット歌手キム・ホジュン(33)が、控訴審でも懲役2年6月の判決を言い渡された。
ソウル中央地裁刑事控訴5-3部(金智善〈キム・ジソン〉、蘇秉珍〈ソ・ビョンジン〉、金容重〈キム・ヨンジュン〉部長判事)は25日午後、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(危険運転致傷)などで起訴されたキム・ホジュンの控訴を棄却し、懲役2年6月の一審判決を維持した。
キム・ホジュンは昨年5月9日夜11時40分ごろ、ソウル市江南区狎鴎亭洞で反対車線にいたタクシーにぶつかる事故を起こした後、逃走した疑いで裁判にかけられた。
これに先立ち、キム・ホジュンは100ページを超える反省文を裁判所に提出したことが分かっているが、受け入れられなかった。
裁判所は「事件当日の被告人の飲酒量はかなりのものとみられ、単に携帯電話の操作をしていて事故を起こしたと見ることはできない」「飲酒で思考力と判断力が著しく低下して(事故を)起こしたものと判断される」と指摘した。
また、キム・ホジュンの所属事務所THINKエンターテインメント(現アートM&C)のイ・グァンドク元代表(42)とチョン本部長(40)は、事故直後にキム・ホジュンのマネージャーであるチャン氏(40)を身代わりとして警察に出頭させた罪(犯人逃避教唆)で裁判にかけられた。
裁判所は、イ元代表とチョン本部長、マネージャーの控訴も棄却した。これによりイ元代表については懲役2年、本部長は懲役1年6月、マネージャーは懲役1年・執行猶予2年の一審判決が維持されることになった。