【ソウル聯合ニュース】韓国の女性グループ、２ＮＥ１（トゥエニィワン）がデビュー１５周年記念アジアツアー「ＷＥＬＣＯＭＥ　ＢＡＣＫ」のアンコール公演を１２、１３の両日、オリンピック公園ＫＳＰＯ　ＤＯＭＥ（オリンピック体操競技場）で開催し、ツアーのファイナルを飾った。所属事務所ＹＧエンターテインメントが１４日、伝えた。

　アジアツアーは「Ｋ―ＰＯＰの聖地」と呼ばれるＫＳＰＯ　ＤＯＭＥ（２万２０００席）をはじめ全席が完売。計２２万人の観客を動員し、変わらぬ人気を見せつけた。

　アンコール公演では「ＦＩＲＥ」「ＣＬＡＰ　ＹＯＵＲ　ＨＡＮＤＳ」「Ｃａｎ＇ｔ　Ｎｏｂｏｄｙ」「Ｉ　ＡＭ　ＴＨＥ　ＢＥＳＴ」などヒット曲を次々と披露。ファンは歓声と合唱で応えた。メンバーは「皆さんと一緒に歌えて幸せでした。一生忘れられないと思います」と感慨を語った。

　２ＮＥ１は２００９年にＹＧからデビューし、ヒット曲を連発した。１６年１１月に解散を発表したが、２２年４月に米最大級の野外音楽フェスティバル「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」でステージを披露してファンを驚かせた。昨年７月、再始動を発表した。

　１０年ぶりの単独公演となった今回のツアーは昨年１０月のソウル公演を皮切りに、日本の神戸、東京のほか、フィリピン・マニラ、インドネシア・ジャカルタ、香港、シンガポールなどアジア１２都市で全２７公演を開催した。