NO:EL、性的暴行疑惑浮上していた父・張済元氏の殯所で喪主として弔問客に対応

NO:EL、性的暴行疑惑浮上していた父・張済元氏の殯所で喪主として弔問客に対応

 【NEWSIS】ラッパーのNO:EL(本名チャン・ヨンジュン)が、父親で与党・国民の力所属の国会議員だった張済元(チャン・ジェウォン)さんの最後の旅立ちを見守っている。

 NO:ELは釜山市内の海雲台白病院葬儀場に設けられた殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)で2日、喪主の腕章をつけて弔問客を迎えている。

◆【写真】張済元・前議員の殯所に入る息子NO:EL

 金髪が目を引くが、NO:ELは終始沈痛な面持ちだった。弔問客と対面し、涙を流す姿も見られたという。

 NO:ELは1日、ファンたちが集まっているメッセージ・アプリ「カカオトーク」のオープンチャットルームを通じ、ファンたちに「しっかり見送ってくる」と伝えた。

 一部のインターネットユーザーたちは、NO:ELのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に張済元前議員の死をめぐって悪質なコメントを書き込んでいる。NO:ELはコメント欄を閉鎖した。当分はこのアカウントの運営をNO:ELの所属事務所Indigo Musicが担当することになった。

 張済元前議員は先月31日に死亡した。故人は釜山市内の大学の副総長だった2015年11月、秘書Aさんに対し性的暴行を加えた(準強姦致傷)として今年1月に告訴され、警察の捜査を受けてきた。

 なお、出棺は4日に予定されている。

イ・ジェフン記者
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