キム・セロンさん遺族が記者会見…キム・スヒョンと交わしたカカオトークと自筆の手紙を公開

キム・セロンさん遺族が記者会見…キム・スヒョンと交わしたカカオトークと自筆の手紙を公開

【チョソン・ドットコム】今年2月に24歳で亡くなったキム・セロンさんの遺族が、故人がまだ未成年だった2016年に俳優キム・スヒョン(37)とやり取りしたメッセンジャーアプリ「カカオトーク」の内容を公開した。

 キム・セロンさんの遺族の代理人を務める夫知錫(プ・ジソク)弁護士は27日午後1時30分、ソウル市瑞草区のスペースシェアで、キム・スヒョンと未成年者だったキム・セロンさんがやり取りしていたカカオトークのメッセージを公開した。

◆【写真】キム・セロンさんが未成年のころにキム・スヒョンと交わしたメッセージを公開した遺族側

 内容を見ると、キム・セロンさんがパンを食べている写真をアップするとキム・スヒョンが「うわあ、本当にすごくかわいいね」とコメントし、キム・セロンさんが撮影を済ませてくる旨伝えると「行ってらっしゃい」「ちゅっ」「あとで実際にして、これも禁止かな?」「いや、禁止じゃないよ。してあげる」などのやり取りが収められている。

 2016年6月26日、キム・セロンさんが「わたしに会いたい? 会いたくない?」と書き込むと、キム・スヒョンは「会いたくないはずないでしょ? きみはキュートだね、そんな質問するなんて」と答えた。続いてキム・スヒョンが「僕はいつ君を抱きしめて眠れるかな。そしたら本当にぐっすり眠れそう」と言うと「うん、それは許してあげる」と返事があり、キム・スヒョンは「やった」と答えた。

 事務所の内容証明郵便をめぐり、これが届いたことでキム・セロンさんが大きな衝撃を受け、友人と交わしたフェイスブックのメッセージも公開された。キム・セロンさんが「わたしは何も持ってないのに、自殺しろってことだよ、これ」と言うと、友人は「7000万ウォンじゃなくて7億ウォン? 本当にこれはひどい」と応じた。事務所との契約に関しても、キム・セロンさんは「契約の内容も30%会社が払うべきなのに、100%納めるよう契約書を作って、詐欺でしかない」と記した。

 夫弁護士は、キム・セロンさんが内容証明郵便を受け取った後、キム・スヒョンを説得するため2024年4月初めに直筆の手紙を書いてキム・スヒョン宅を訪れたものの、会うことはできなかったと伝えた。手紙には「わたしたちの間に積み重なった誤解を解きたい」「初恋かつ最後の恋。わたしを避けないでほしい」などの内容がつづられていた。キム・セロンさんは手紙を渡すことができず、手首を切り、傷だらけになった手首の写真も公開した。

 一部では、母親とキム・セロンさんは生前、仲が良くなかったという声が上がっているが、これについては「両親との関係は良好だという証拠はたくさんある」と語った。キム・セロンさんと母親が交わしたメッセージの中には、日常的なやり取りがあった。

 キム・セロンさんの元恋人が最近打ち明けた内容については「元恋人は、キム・スヒョンが原因で死んだのではなく遺族が無関心だったと言ったが、わが子が自殺を試みたのに目もくれず食事をしている親がどこにいるか」「今まで登場しなかった人物が突然立場を表明する理由は何か。何も立場を示さないのなら法的措置を取る」とコメントした。

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イ・ミンギョン記者 , アン・ジュンヒョン記者
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