オ・ヨアンナさんの遺族「加害者は謝罪せよ」 いじめ疑惑めぐり波紋広がる

写真=オ・ヨアンナさんの「インスタグラム」より
▲ 写真=オ・ヨアンナさんの「インスタグラム」より

 【NEWSIS】昨年9月にこの世を去ったお天気キャスターのオ・ヨアンナさん(1996-2024)が職場でいじめを受けていた被害者だったという疑惑が浮上し、波紋が広がっている中、遺族が加害者に謝罪を要求したと報じられた。

 ニュース・メディア「メディア今日(Media Today)」は29日、「遺族らがいじめ加害者らに対し、最小限の加害認定とオ・ヨアンナさんに対する謝罪を要求した」と報道。

◆【写真】オ・ヨアンナさん、生前の美しい韓服姿

 同メディアは前日遺族と電話で話をしたとし、遺族が「MBCは職場内でのいじめを防ぐことができなかった責任を認め、オ・ヨアンナに謝罪せよ」という言葉も残したと伝えた。

 遺族は同メディアに対し、「MBC内では弱肉強食、悪魔的資本主義の世界が繰り広げられてきたようだ。フリーのお天気キャスターたちが番組をめぐり激しい競争を繰り広げ、お互いに弱点を突いてかみつきながら生き残る構造」と主張した。

 「メディア今日」は、訴状やオ・ヨアンナさんが生前残した記録などから、故人が経験したことに対する多数の会話、記録が確認されたとし、「本人のミスによりMBCのお天気キャスター組織全体が被害を受けたり、仕事を失う恐れがあるという圧力を受けていたことが分かった」と報じた。

 これに先立ち、KBSは前日、オ・ヨアンナさんの遺族側が生前の電話での通話内容やチャットアプリ「カカオトーク」のトーク画面などを集め、昨年12月に故人の職場の同僚を相手取り民事訴訟を提起したと報道した。

イ・ジェフン記者
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