Sean、239億ウォンを投入した世界初の「ルー・ゲーリック病療養病院」公開

Sean、239億ウォンを投入した世界初の「ルー・ゲーリック病療養病院」公開

 【NEWSIS】ヒップホップデュオJINUSEANのメンバー、Sean(本名ノ・スンファン)がルー・ゲーリック病療養病院を設立したことを発表した。

 ユーチューブ・チャンネル「Seanとともに」には5日、「こっそり隠してきた239億ウォン(約25億6400万円)の建物、初めて公開します」というタイトルの動画が掲載された。動画でSeanは「きょう、一つ秘密を公開する。僕は竜仁に建物を一つ建てた。初めて公開する」と語った。

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 そして「ものすごく長い時間かけて建設した。15年間、本当に一生懸命に集めた。今ソウルからその建物まで42キロあるんだけど、一緒に走ってみよう」とコメント。Seanはソウルの漢南インターチェンジから蚕室大橋を経て、竜仁まで走った。

 該当の建物の前に立ったSeanは「もう僕の建物」と打ち明けた。そして「僕の友人、故・朴勝一(パク・スンイル)代表と僕の夢だった韓国初の、いや世界初のルー・ゲーリック病療養病院」と説明した。

 元バスケットボール選手の朴勝一さんはSeanと療養病院の設立を約束し、共同代表を務めた。しかし、完工を3カ月後に控え、23年という長い闘病生活を送った末にこの世を去り、病院の完成を目にすることはできなかった。

Sean、239億ウォンを投入した世界初の「ルー・ゲーリック病療養病院」公開

 Seanは「通常、建物をつくると鳥瞰図とやや異なって建てられるものだが、まったく同じだ」と満足げだった。

 Seanと朴勝一さんは15年間にわたり、35万人の後援者たちの助けを受け、病院の設立という夢を成し遂げた。病院は3月に開院する予定だ。

 Seanは「勝一に会ってルー・ゲーリック病療養病院の設立を夢見て、一緒に走ることで募金もした。今は天国にいるけれど、勝一に、この病院が完成したから僕があげる最後のプレゼント」と言って涙ぐんだ。

 そしてSeanは「僕は15年間代表を務めながら、1ウォンも月給を受け取っていない。僕の妻ヘヨンもルー・ゲーリック病療養病院を応援しながら、勝一希望財団にだいたい7億ウォン(約7513万円)くらい、13年間にわたり寄付してきた」と打ち明けた。

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シン・ヒョリョン記者
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