NewJeans 事務所の専属確認訴訟に「信頼崩れた」

NewJeans 事務所の専属確認訴訟に「信頼崩れた」

【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)は6日、芸能事務所のADOR(アドア)が自身らを相手に専属契約が有効であることを確認する訴訟を起こしたことについて、「ADORは私たちの活動に干渉または介入することはできない」とし、11月29日以降はADORの所属ではないとする従来の立場を改めて表明した。

 NewJeansは28日夜に開いた記者会見でADORとの専属契約を29日午前0時をもって解除すると発表していた。

 またNewJeansは、自分たちに投じられた資金を超える利益をADORや親会社のHYBE(ハイブ)にもたらしたにもかかわらず、HYBEはNewJeansの価値を落とすため意図的に悪評を広めるなどの妨害を行い、ADORは経営陣が変わったあとこれを幇助(ほうじょ)したと主張した。

 NewJeansは「所属アーティストを保護する義務さえまともに履行できず、何度も契約事項に違反したADORとHYBEに対する信頼はすでに崩れた」とし、「専属契約書に明示された通り、ADORとHYBEと共に仕事をしなければならない理由はこれ以上存在しない」と強調した。

 そのうえで「専属契約にはADORが契約上の義務を履行しない場合、私たちが契約を解除できるという条項が明確に記載されている」とも指摘した。

 NewJeansはADORが3日に起こした訴訟について「裁判所の確認を受けるための手続きに過ぎない」とし「それにもかかわらず、あたかも契約が依然として有効なように一般大衆をごまかそうとする立場文を出したことに深い遺憾を表明する」と批判した。

 NewJeansはまた、専属契約の解除を発表した後、ADORとHYBEがマネージャーなどスタッフのノートパソコンを回収し、予告なしに調査を行ったと主張。そのうえで「さまざまな困難があるがメンバー同士が一丸となって団結している」と強調した。

 メンバーらは「今後、容易ではない道が予想されるが、私たちは健全な音楽活動を通じて私たちを愛してくれるファンと共に歩む人生を夢見ている」として「必ずその夢をかなえたい」と思いを伝えた。

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