【NEWSIS】総合格闘技選手の秋山成勲(韓国名:秋成勲〈チュ・ソンフン〉)がアンチコメントによって受ける心の傷について語った。
3日夜9時10分に放送されたMBCテレビのバラエティー番組『心臓を鳴らせ 講演者たち』で、秋山は「世の中が自分の思い通りにならない時」というテーマで講演をした。
講演を終えた後、秋山は「格闘技よりも講演の方が大変だった」との感想を口にし、強いイメージを持たれている秋山がまた別の一面を見せた。
今回の講演で、秋山は子どもだったころ、在日韓国人として経験した差別について初めて率直に打ち明けた。
秋山は中学校時代、友人とケンカした後に先生に殴られ、「日本人を殴るな」と言われたつらい思い出を口にし、これまでなかなか話せなかった心の傷を告白する。
秋山はまた、韓国と日本の両国から自身や家族に向けられたアンチコメントに言及し、「自分はどこの国の人間なのだろうか?」という悩みに陥った時のことを振り返った。
秋山の心の語りに、オ・ウニョン、ソル・ミンソク、キム・テフンらベテラン講演者たちも深い感銘を受けたと言った。
さらに、秋山は娘の紗蘭(サラン)さんがアンチコメントで傷つくのではないかと心配していることも告白した。
秋山は「娘が体験する傷を考えるたびに胸が痛む」と打ち明け、聴衆の涙を誘った。
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