「違法賭博」告白のイ・ジノ、警察に出頭 「申し訳ない」

　【NEWSIS】違法賭博をした疑いが持たれているお笑いタレントのイ・ジノ（38）が警察に出頭した。

　ソウル・江南警察署は22日、イ・ジノを被疑者として出頭させ、午後2時から事情聴取を行った。

　イ・ジノは同日午後1時55分に黒い長そでシャツにズボンという服装で姿を現した。

　「ファンに一言、お願いしたい」「違法賭博にはまった理由は何か」と尋ねる報道陣に対し、イ・ジノは「申し訳ない」と答えた。

　続いて「詐欺疑惑についてどう思うか」という質問には何も答えなかった。「芸能界の仲間たちに言うことはあるか」と尋ねられると「申し訳ない。取り調べを誠実に受けるつもりだ」と答えた。

　イ・ジノに対する捜査は、オンライン陳情処理システムの「国民申聞鼓」を通じて受理された陳情から始まった。

　今月14日にある人物が「イ・ジノの賭博、詐欺容疑を捜査してほしい」と国民申聞鼓を通じて要求した。

　この人物は翌15日、オンライン・コミュニティに、自分が陳情を行ったとした上で「これ以上大衆文化芸術界で犯罪者がのさばる事態が起きないよう、警察はイ・ジノの常習賭博・詐欺容疑を徹底して捜査してほしい」と書き込んだ。

　警察はこの陳情を受理した後、イ・ジノを賭博容疑で立件して捜査を進めている。詐欺容疑についても調べを進める方針だ。