【NEWSIS】元レースクイーンで、インターネット上で「ハン・ソンウォル」という名前で活動してきた故イ・ヘルンさんの夫が、「アダルト作品の強圧的撮影」疑惑をめぐって立場を表明した。
イさんの夫パクさんは27日、「ハン・ソンウォル」のユーチューブ・チャンネルに「ハン・ソンウォルの死亡理由について」というタイトルの動画を投稿し、長文のコメントを掲載した。
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これに先立ち、イさんは今年6月半ば、仁川市西区の自宅で亡くなっているのが見つかった。イさんの訃報が伝えられる前、成人向けプラットフォームでは過激な内容の作品が80%割引で販売され、一部では「イさんは夫に性的搾取を強要されてアダルト作品を撮影したのではないか」という声が上がっていた。
これに対しパクさんは「強圧的撮影はなかった」とした上で「わたしたちは夫婦かつビジネスパートナーとして3年間、互いの同意の下で一緒に撮影を行った」と主張した。
さらに「すべての映像の撮影過程、一緒にコンテンツを投稿する際にやり取りしたメッセージの内容など、立証できる資料は警察での取り調べの際に提出した」と主張した。
違法な作品製作疑惑をめぐっては、パクさんは「わたしたちは誰とも、お金をもらって性行為をしたことはない。動画のコンセプトが『奴隷と主人』というテーマなので強圧的な撮影のように見えただけ」とした上で「成人向け作品における刺激を模索してビデオ作品を製作し、販売したのであって、実際にそういう行為をしたわけではない」と主張した。
2016年からレースクイーンとして活動してきたイさんは、2016年のオートモーティブ・ウィーク、2017年と2018年のソウル・オートサロン、2019年のソウル・モーターショーなどに参加した。22年からはネット配信を始め、後に成人向けプラットフォームでも活動した。
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