DJ SODA「わたしが受けたセクハラが日本でアダルトビデオに…とても悲しい」

DJ SODA「わたしが受けたセクハラが日本でアダルトビデオに…とても悲しい」

 【NEWSIS】DJ SODA(本名ファン・ソヒ、36)が、昨年日本で公演中に受けたセクハラ行為を連想させるAV(アダルトビデオ)の発売をめぐり心境を打ち明けた。

 DJ SODAは23日、X(旧ツイッター)に「昨夏のできごとはわたしにとってとても大きな心の傷となった」とつづった。そして「でも、この事件をモチーフに日本のアダルトビデオメーカーがAVを制作したという話を聞いてとても悲しくなった」と打ち明けた。

◆【写真】DJ SODA、グラマラスボディ際立つステージ衣装

 日本の大手AVメーカーは今年3月、DJ SODAが日本の音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS」で観客からセクハラ被害に遭った事件を連想させるアダルトビデオを制作した。この作品には金髪の女性が登場し、DJ SODAとヘアスタイルや衣装などが似ている。ステージ上にいるこの女性の胸を触るシーンは、DJ SODAが受けたセクハラを思い起こさせる。特にこの女性は「2023年夏に話題を呼んだ金髪DJ」と紹介されている。日本国内で二次加害だとして批判が殺到し、発売中止となった。

 これについてDJ SODAは「わたしの役として演じた女優の方が『とっても楽しい撮影だった』とSNSで書いており、その文章が頭から離れないほど苦しめられた」と打ち明けた。さらに「女性として非常に恥ずかしいできごとだと思っていたので、静かにやり過ごそうとした。しかしこの動画が広がり、今も違法ダウンロードができてしまうという状況で、わたしができることは何なのか」とつづっている。

 DJ SODAは昨年8月13日、大阪で行われた音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS」で公演中、観客に近寄っていったところ、セクハラ被害に遭った。このイベントを主催したTryHard Japanは同月21日、大阪の警察に告発状を提出。姓名不詳の男性2人と女性1人の計3人を不同意わいせつや暴行などの疑いで刑事告発した。容疑者の男性2人は警察の事情聴取に対して容疑を認め「わいせつ行為などのつもりはなかった」と話したという。また、セクハラ容疑で告発された女性も警察の事情聴取を受け、容疑を認めた。

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シン・ヒョリョン記者
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