【NEWSIS】お笑いタレントのキム・ビョンマンが、一昨年の悲しい母親の死を思い出して号泣した。
キム・ビョンマンは、9日午後に放送されたテレビ朝鮮のバラエティー番組『食客ホ・ヨンマンの白飯紀行』で「(母親が亡くなってから)もう3年目になる」と言って涙を流した。
◆【写真】キム・ビョンマン出演『ガリレオ:目覚める宇宙』制作発表会
そして、一昨年マスコミで大きく取り上げられた「干潟での満ち潮による孤立事故」の死者が自分の母親だったことを告白した。
これに先立ち2022年5月3日、全羅北道扶安郡の干潟で貝をとっていた70代の女性が満ち潮により孤立し、死亡する事故が発生した。そして、その女性がキム・ビョンマンの母親だったことが分かった。キム・ビョンマンの母親は干潟に入り、およそ4時間にわたり貝をとっていたところ、潮が満ちて海面が上昇するタイミングに気づくのが遅れ、事故に遭ったという。
キム・ビョンマンは「干潮時に海に入ったが、潮が満ちて海面が上昇し、そこから抜け出せずに亡くなった」と嘆いた。キム・ビョンマンの母親が戻れなくなったのは、孫たちにイガイをとるためだった。
キム・ビョンマンは「出てくるときもそれを手放さなかったそうだ。それが母親の心ではないかと思う」と言って涙ぐんだ。