記事入力 : 2024/04/25 15:48
HYBE「ミン・ヒジン代表はADORの経営めぐりシャーマンからアドバイスを受けていた」
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- ▲ 写真提供＝ADOR
【NEWSIS】総合エンターテインメント企業HYBE傘下のレーベルADORの経営権をミン・ヒジンADOR代表が奪取しようとしたとされる問題で、HYBEは25日、「ミン・ヒジン代表は人事・採用などADORの主な経営事項について、巫俗人（シャーマン）の女性からアドバイスを受け履行してきたことが判明した」と主張した。
HYBEは、ミン代表が親しい知人の魂が乗り移ったというシャーマンと交わした長文の対話記録を確保したことも明らかにした。この対話記録の確保はデジタル・フォレンジック（電子機器の鑑識・科学調査）を通じて行われたという。HYBEはこの日、業務上背任容疑でミン代表を告発することとした。
HYBEは「対話記録を見ると、ミン代表はジョイントベンチャーの設立案、ストックオプション、新規レーベル設立案などをシャーマンに検討してもらっている」とし、「実際にミン代表が経営権奪取のため本格的に動き始めた時期は、シャーマンがアドバイスをした時期と一致している。ミン代表は、自ら保有するHYBE株の売り渡し時期もシャーマンと話し合っていた」と説明した。
HYBEは、ミン代表が人気グループ防弾少年団（BTS）メンバーの兵役履行問題についてもシャーマンと意見を交わしていたと主張した。
さらに、ミン代表は人事請託、面接手続きもシャーマンと共に行い、シャーマンがHYBE経営陣を対象に「呪術活動」を行った形跡もあると主張した。パン・シヒョクHYBE議長など経営陣を卑下する発言もあるという。また、ADORという社名についてもシャーマンの検討を受けたものだったとのことだ。
HYBE関係者は「明らかにできない犯罪行為を含め、もはや経営活動を任せられないほど深刻な問題が見つかっているにもかかわらず、ミン代表は辞任要求などに一切応じず、ADORの経営正常化に深刻な支障をもたらしている」と語った。