【NEWSIS】強制わいせつの罪で起訴された俳優オ・ヨンスが映画『大家族』を降板する。ロッテ・エンターテインメントは6日、「オ・ヨンスの出演部分を編集し、俳優イ・スンジェを投入して撮り直すことにした」と発表した。
『大家族』は、『弁護人』(2013)を手掛けたヤン・ウソク監督の新作。息子が僧侶になったことで代が途絶えるギョーザ店の社長の元を、かわいい孫たちが訪れることで展開する物語を描く。キム・ユンソクとイ・スンギが主役を務める。オ・ヨンスは全ての撮影を終えた状態だった。
オ・ヨンスは2017年8月、舞台の公演のため滞在していた場所の散策路で女性Aさんに抱きつき、翌月にはAさん宅の前でほおにキスするなど、2度にわたりわいせつ行為に及んだ疑いが持たれている。これまでオ・ヨンスは容疑を否認してきたが、検察はオ・ヨンスを起訴し、今月2日に水原地裁城南支部で開かれた公判では懲役1年を求刑し、就業制限命令や身元情報公開等も要請した。判決公判は来月15日に開かれる予定だ。
オ・ヨンスは2022年、NETFLIXシリーズ『イカゲーム』で韓国人として初めて、ゴールデングローブ賞でテレビ部門助演男優賞を手にした。