【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)やSEVENTEEN(セブンティーン)などのコンサートやファンミーティングで使われた横断幕や垂れ幕が、バッグや財布などのグッズに生まれ変わる。BTSなどを擁する総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)は22日、アップサイクリング(リサイクル)ブランドの「Nukak(ヌッカク)」と協業し、リサイクルプロジェクトを実施すると発表した。
今回のプロジェクトはHYBE所属のBTS、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、ENHYPEN(エンハイプン)、LE SSERAFIM(ル セラフィム)の5グループを対象とした。
昨年開催されたBTSのデビュー10周年記念イベント「BTS 10TH ANNIVERSARY FESTA」など、アーティストとファンにとって大きな意味を持つイベントの横断幕も使用される。
HYBEは、会場で使われる横断幕は多くが終了後に廃棄処分されるとしながら、このうち一部をグッズにすることでファンがコンサートやファンミーティングでの体験を思い出すことができると判断して今回のプロジェクトに乗り出したと説明した。
Nukakは回収した横断幕を洗浄し、コーティングして耐久性を高め、汚染防止処理を施した後に生地を裁断して手作業でカードケースやポーチ、ストリングクロスバッグ、メッセンジャーバッグなどを製作した。
HYBEは、製品は使用した横断幕の位置によってデザインが変わる世界に一つだけの限定版だとして、アーティストのロゴや色、コンサートのタイトルなどで会場での思い出を再確認することができると伝えた。