キム・ジェウ&チョ・ユリ夫妻が涙の告白 「生後2週間で亡くなったわが子…まだ痛みを克服できない」

写真提供=『オ・ウニョンの貴い相談所』(チャンネルA)
▲ 写真提供=『オ・ウニョンの貴い相談所』(チャンネルA)

 【NEWSIS】お笑いタレントのキム・ジェウと妻のチョ・ユリさんが、子どもを失った悲しみを打ち明けた。

 9日午後8時10分から放送された『オ・ウニョンの貴い相談所』(チャンネルA)では、キム・ジェウ&チョ・ユリ夫妻の悩みが公開された。

 キム・ジェウは2013年、銀行員だったチョ・ユリさんと結婚した。5年後の2018年10月に息子が誕生したが、生後2週間でこの世を去った。

 この日、番組に出演したキム・ジェウは慎重に、「人間には思いがけずよくないことが起きる」と、わが子に先立たれたことに言及した。当時、妻が産後ケアを受けられず体調が悪化したのだが、それは自分のせいのような気がすると言って悔しがった。

 これを受けチョ・ユリさんは、夫が経済的な部分について無知なので、いつか自分が夫のそばを離れることになったら「この人は何もできないだろう」と思ったと告白。そんな夫のために、つらかった当時、手紙に「カードの暗証番号、OTP使用法」などを書き残したとし、「夫には独り立ちする方法を学んでほしい」と言って涙を見せた。

 オ・ウニョン博士は、子どもを亡くしたことを受け入れるまでにどれくらい時間がかかったのか、二人に尋ねた。すると、キム・ジェウは「まだ受け入れられずにいる気がする」と言って涙を流した。チョ・ユリさんは当時つらかったので敏感になり、キム・ジェウと大きなけんかをして家を出たことを振り返った。しばらく外を歩き回り、行くところがなくて子どもとの思い出がつまった場所に行ったのだが、そこで夫のキム・ジェウと遭遇し、抱き合って泣いたという。キム・ジェウは「僕たちの息子が、けんかしないでと呼んでくれたようだ」と話し、人々を切なくさせた。

パク・キョル記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース