【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が2017年に発表し代表曲の一つとなった「Spring Day」が、83カ国・地域のiTunes(アイチューンズ、米アップルのコンテンツ配信サービス)のトップソングチャートで1位を記録した。今月12日までにメンバー全員が兵役に就いたことで、「会いたい」という気持ちを歌ったこの曲に再び注目が集まったようだ。
所属事務所によると、「Spring Day」は12日から14日午前8時までに、米国や日本、英国、フランスなどのiTunesトップソングチャートで1位を獲得した。事務所は「多くの国でクリスマスソングが聴かれるこの時期に、マライア・キャリーのメガヒット曲『恋人たちのクリスマス』を抑えて『Spring Day』がトップに立った」と伝えた。
「Spring Day」はBTSが17年2月に発表したアルバム「WINGS外伝:YOU NEVER WALK ALONE」のタイトル曲。歌詞は遠い友との再会を望む切々とした思いを表現し、希望を捨てまいとするメッセージも込めた。オルタナティブ・ヒップホップ調の曲作りにはメンバーのRM(アールエム)とSUGA(シュガ)が携わった。
BTSは今月12日にJIMIN(ジミン)とJUNG KOOK(ジョングク)が最後に入隊し、活動の空白期に入った。25年のグループ活動再開を待つファンの強い思いがチャートにあらわれたと事務所は説明した。
「Spring Day」は日本のオリコンの12日付デイリーデジタルシングルランキングでも1位に登場した。