「営利目的ではなかった」…ファンタジオ、故ムンビンさんの追悼の場を閉鎖

写真提供=ファンタジオ
▲ 写真提供=ファンタジオ

 【NEWSIS】男性アイドルグループASTRO(アストロ)のメンバーだったムンビンさんの追悼の場「月の空間」(全羅北道高敞郡の禅雲寺所在)が閉鎖された。

 ASTROの所属事務所ファンタジオは3日夜、ファンサイトに「現在、禅雲寺の『月の空間』に関して、事実でない内容が交流サイト(SNS)上に無分別に広がっている」と明らかにした上で、同日午後8時をもって「月の空間」を閉鎖した。

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 「ファンタジオは禅雲寺と契約を結んで『月の空間』を運営しているのではないか」という声が一部にあったが、同事務所は「禅雲寺とはいかなる種類の協定・協約・契約も結んだことがない。また、いかなる金銭的利害関係もない」と説明した。

 「月の空間」を当初追悼の場があった国清寺(京畿道広州市)から禅雲寺に移したことについては、「冬季の墓参客の安全と、ムンビンさんの位牌の永代安置のためだった。国清寺は禅雲寺に属する末寺だという縁で、禅雲寺への移転が決まった」と説明した。

 また、「禅雲寺で運営しているテンプルステイを利用し、ファンタジオが金銭的な利益を得ているというのは明らかな虚偽事実だ」と反論した。そして、「予期せぬ状況で急に泊まる場所が必要になったAROHA(アロハ=ASTROのファン)がいるかもしれないという弊社の懸念から、禅雲寺の僧侶の皆様がありがたくも無料で宿泊できるスペースと無料の食事を提供してくださることになった。弊社と禅雲寺の僧侶の皆様には配慮以外のいかなる営利の意図もなかったことをお伝えしたい」とも述べた。

 その上で、ファンタジオは今後、デマに対しては強硬な法的対応を取る方針を告げた。

 ムンビンさんは今年4月に亡くなった。ファンタジオではこれまで、ファンのための追悼の場を設けていた。

イ・ジェフン記者
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