【NEWSIS】俳優チョン・ウソンが韓国映画「危機論」について、映画俳優らは自省すべきと苦言を呈した。
チョン・ウソンは11月30日、動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネル「ソン・シギョンー食べるのに」に掲載された「わが青春のチョン・ウソンが僕の前に」というタイトルの動画で、出演作『ソウルの春』について歌手ソン・シギョンが「お金が惜しくないほど華麗なキャストと演技だった」と言ったことを受けて、このような反応を見せた。
チョン・ウソンは「『韓国映画が大変です』『劇場が大変です』という主張にはすごく唖然とする。恥知らず」と指摘した。
仕事をしているときも時間があれば劇場に行って韓国映画を見るというチョン・ウソンは「あるときから、現場で前売りがあまりに簡単にできるようになった」と残念がった。劇場にいつ行っても、常に座席が残っているという話だ。
チョン・ウソンは「映画館に(入場待ちの観客が座るための)ソファが置いてあるじゃないか。少し前、映画『少年たち』を見にいったときのことだが、そのソファが全部なくなっていた。(管理に要する)人手を削減するためになくしたのだ」と語った。
「こういうことを感じる俳優が何人いるだろうか。俳優らにひとこと言いたい。劇場で公開される自分たちの映画だけ『劇場に行って見てほしい』と言っている。普段から、韓国映画が公開されたら劇場に行って鑑賞しているかと苦言を呈したい」と声を強めた。
その上で「他の韓国映画はもちろん、小さな映画だろうと低予算の映画だろうと、劇場に行って鑑賞すべきだ。自分が一人の観客として行動しないといけない」と強調した。