【NEWSIS】米国の芸能メディアが人気グループ防弾少年団(BTS)のメンバー、JIMIN(本名パク・ジミン、28)の写真を韓国系フランス人女優パク・ジミン(35)の記事に使用し、非難を浴びている。
16日(現地時間)、大衆文化関係者によると、米国の芸能メディアDeadlineは、フランスのセザール賞が毎年潜在力あふれる新進俳優32人を選定して発表している内容を記事化し、防弾少年団JIMINの写真を使用した。
ホームページに記載された写真は直ちに女優パク・ジミンに変更されたが、17日午前8時現在(韓国時間)、X(旧ツイッター)に記載された記事要約には防弾少年団JIMINの顔がそのまま残っている。
防弾少年団のファン「ARMY」は、JIMINの写真をDeadlineのXアカウントに掲載するなど、抗議に乗り出した。特に「最小限の時間をかけて検索すれば、二人のアーティストが別人だということが分かる。映画に対する最小限の情報もなく記事を書いたのではないか」と批判した。
『ソウルに帰る』は、韓国で生まれ、フランスで養子縁組されて育ったフレディが初めて母国に戻り、友人の力を借りて実の両親を探し始める物語を描いた作品。昨年、カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映され、話題を呼んだ。韓国で生まれ、8歳のとき家族とともにフランスに渡ったパク・ジミンは、この作品に出演するまで演技未経験だった。友人の紹介で知り合ったダヴィ・シュー監督に説得されて出演することになり、好評を博した。
なお、JIMINは防弾少年団のメンバーとしてだけでなく、ソロアルバム「FACE」のリード曲「Like Crazy」が米ビルボードのメイン・シングル・チャート「ホット100」1位を占めるなど、海外でも認知度が高い。