ソ・イェジ、広告出演料の半分を返還へ 「いじめは事実ではない」

ソ・イェジ、広告出演料の半分を返還へ 「いじめは事実ではない」

 【NEWSIS】女優ソ・イェジが学校でのいじめ疑惑で物議をかもした後、広告出演料をめぐる損害賠償請求訴訟で判決を受け入れた。

 所属事務所GOLDMEDALISTは16日、「柳韓健康生活との訴訟で、ソ・イェジに浮上したいじめなどの疑惑は事実と解明されていない、一方的な疑惑であることが確認された」としながらも「疑惑提起自体により広告主の信頼が崩れ、約定に従い、モデル料の一部返還を認容するに至った」と説明した。

 さらにGOLDMEDALISTは「このように、ソ・イェジに関する疑惑は事実ではない」とした上で「こうした内容が判決で明らかになった以上、根拠のない疑惑提起や無分別な非難は控えていただくようお願い申し上げる」と求めた。

 ソ・イェジは2020年1月ごろ、柳韓健康生活と4億5000万ウォン(約5230万円)でモデル契約を結び、乳酸菌商品の広告に出演した。翌年4月、元交際相手の俳優キム・ジョンヒョンをめぐるガスライティング疑惑をはじめ、いじめ疑惑、学歴詐称疑惑などが浮上した。柳韓健康生活は「ソ・イェジとGOLDMEDALISTはそれぞれ違約金12億5000万ウォン(約1億4530万円)、15億ウォン(約1億7440万円)を支払うべきだ」として損害賠償請求訴訟を起こした。

 ソウル中央地方裁判所は10日、「所属事務所が柳韓健康生活にモデル料の半分に相当する2億2500万ウォン(約2615万円)と遅延利息を支払わなければならない」との判決を下した。違約金請求などは受け入れられなかった。裁判所は「原告は契約条項に学校でのいじめを記載、ソ・イェジが契約締結前に学校に通っていた点に照らして違反と主張している」としながらも「品位を損なう行為の例示に過ぎず、法律上いじめだけを意味するものとは見なせない」と説明した。

◆【写真】「ファム・ファタール」の魅力を振りまくソ・イェジ

チェ・ジユン記者
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