イ・ソンギュン、すね毛の検査で「鑑定不可」判定…薬物使用罪の立証またも失敗

イ・ソンギュン、すね毛の検査で「鑑定不可」判定…薬物使用罪の立証またも失敗

 【NEWSIS】警察が、薬物使用の疑いが持たれている俳優イ・ソンギュン(48)のすね毛の鑑定を国立科学捜査研究院に依頼したが、鑑定不可能との判断が下されたことが分かった。

 韓国日報が15日報じたところによると、仁川警察庁麻薬犯罪捜査係は先月、イ・ソンギュンの1回目の事情聴取の際、すでに毛髪とともにすね毛を確保し、国立科学捜査研究院に精密検査を依頼したという。国立科学捜査研究院は最近、イ・ソンギュンのすね毛については「鑑定不可」と判断したことが分かった。正確な判定理由は公開されていないが、警察はひとまず、採取した体毛の量が十分でなかった可能性があるとみている。

 はっきりと「陰性」判定を通知されたわけではないが、警察の負担が大きくなったのは間違いない、と同メディアは分析している。イ・ソンギュンの麻薬類簡易試薬検査と毛髪の精密鑑定でどちらも陰性との結果が出ており、事実上最後に残された物証確保のチャンスと思われていたからだ。実際に、薬物使用の罪で2019年に執行猶予付き有罪判決を受けた歌手で俳優のパク・ユチョンも、尿検査では出なかった薬物成分がすね毛の精密鑑定で検出された。

 同メディアによると、警察はイ・ソンギュンのすね毛を再び採取し、鑑定を依頼することを含め、さまざまな方法を考えているという。今月4日に行われた2回目の事情聴取では、イ・ソンギュンに体毛を追加で提出させてはいないとのことだ。

◆【写真】「薬物使用疑惑」、頭を下げる俳優イ・ソンギュン

シン・ヒョリョン記者
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