【NEWSIS】タレントのチェ・スジョン(60)が10年ぶりに大河ドラマで視聴者にあいさつする。
チェ・スジョンは9日、ソウル市新道林洞のザ・セイントで開かれたKBS1『高麗契丹戦争』制作発表会で「『大王の夢~王たちの戦争』以来およそ10年ぶりの大河ドラマだが、脚本を見て『姜邯賛(カン・ガムチャン)は自分でなくて誰がやる』と思い、意欲が出た」とし、「テレビドラマや歴史の本で、将軍だということしか知らなかったが、文官出身者が戦場に出て行って戦い、活躍したということだった。60-70代でやれる役だが、今では歳が近くなり、『やりたい』と思った」と打ち明けた。
さらに「ちょっと違う何かがある。今までの大河ドラマと差別化するもの」「チョン・ウソン・プロデューサーの語る時代劇の力を示し、若い層に、われわれは小国だが、どれほど大きな、偉大な民族だったかを教えたい。われわれがどれほど大きな力を発揮し、団結・談合して政治の渦中でも配慮・譲歩を行っていたかを見ることができるだろう」とほのめかした。
しかもチェ・スジョンは、『太祖王建』(2000)から『海神-ヘシン-』(2004)、『大祚栄』(2006)、『大王の夢~王たちの戦争』(2012)、『壬辰倭乱1592』(2016)に至るまで、KBS大河ドラマの全盛期を引っ張ってきただけに、期待が大きい。
また、歴代の大河ドラマの中でも最大の制作費が投じられた。全32話、270億ウォン(現在のレートで約31億円)だ。NETFLIXを通して香港、台湾などアジアの一部地域でも配信される予定。