【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、IVE(アイブ)が13日、ファーストミニアルバム「I'VE MINE」を発売した。
所属事務所によると、「I'VE MINE」は「自分」に対する多様な視点や観点を盛り込んだアルバムだ。自己愛(ナルシシズム)と主体性をセールスポイントにしてきた6人のメンバーは、前作に続き今作でも自分自身について語っている。
IVEは今回のアルバムで3曲をタイトル曲とし、連続ヒットに向けて勝負をかける。他人の視線で見た自分を描写した「Either Way」、互いが発見した自分を描いた「Off The Record」、自分が見つけたもう一人の自分を表現した「Baddie」だ。
所属事務所は「トリプルタイトル曲で個性を表しながらも型破りな変化を試み、皆の予測を裏切る多様性と可能性を立証した」と説明した。
先行公開された2曲とは異なり、この日ベールを脱いだ「Baddie」はIVEのこれまでの雰囲気とは180度異なる曲調が関心をそそる。中毒性のあるフック(強い印象を与えるサビ)に強烈なトラップビートと独特なベースサウンドが効いた曲で、自分自身に自信を持てというメッセージが込められている。
メンバーのリズは8日の記者会見で「それぞれ多様な趣味趣向があるように、幅広い方々を満足させようとトリプルタイトル曲にすることを決めた」として「個人的には中毒性が強く、MZ世代(1980年代初め~2000年代初めに生まれた世代)に好まれそうな『Baddie』が好き」と語った。
今回の新譜には人気作詞家のソ・ジウム、ミュージシャンのSunwoojunga(ソヌ・ジョンア)、BIG Naughty(ビッグノーティー)のほか、メンバーのウォニョンも作詞に参加した。
21年12月に「ELEVEN」でデビューしたIVEは、「LOVE DIVE」「After LIKE」「I AM」など発表した曲が軒並みヒットし、K―POPの第4世代をリードするガールズグループとして浮上。年末の音楽授賞式では新人賞と大賞を同時受賞する記録も打ち立てた。
IVEはKBS第2テレビの音楽番組「ミュージックバンク」を皮切りに各局の音楽番組に出演する一方、アジア、北米、南米、欧州など計19か国・地域の27都市で初のワールドツアーを開催する。