パク・ヘス、いじめ疑惑めぐり3年ぶり立場表明　「捜査が進行中…虚偽の事実の適示、名誉毀損で送致」

　【NEWSIS】女優パク・ヘスが3年近く、いじめ疑惑をめぐり攻防を繰り広げている。

　所属事務所ゴースト・スタジオは9日、「捜査機関で、被告訴人（いじめ疑惑を提起した人物A）が虚偽の事実を摘示し、告訴人（パク・ヘス）の社会的評価を侵害したとして、名誉毀損（きそん）の疑いで起訴意見を付して送検した」とした上で「追加で捜査中」と発表した。

　さらに「上記の刑事告訴事件とは別に、虚偽の事実の適示、名誉毀損などを原因とする損害賠償請求訴訟も提起した。被告訴人の居住地が不明なため、訴状送達すら数カ月にわたり遅れている」とした上で「明確な真実究明のために最善を尽くす。よりよい姿をお見せできるよう努力していきたい」とコメントした。

　パク・ヘスは2021年2月、いじめ疑惑が浮上した。当時、パク・ヘスからいじめられたという被害者の集まりまで登場した。パク・ヘスはAが加害者だとし、自分が転入したとき、食品トレーをひっくり返し、悪口を言ったと反論した。映画『あなたと私』が昨年10月、第27回釜山国際映画祭の「韓国映画の今日のビジョン」部門に招待され、パク・ヘスは1年8カ月ぶりにあいさつをした。観客との対話で、いじめ騒動をめぐり「状況から逃げず、最善を尽くして解決しようと思う。もう少し待っていてくれれば、正確な状況が整理できたとき、機会を設けて詳しくお話したい」とコメントした。

　パク・ヘスは10日、『あなたと私』メディア・配給試写会に出席する。この映画は、俳優チョ・ヒョンチョルにとって初の長編監督デビュー作だ。修学旅行前日に繰り広げられる女子高生セミ（パク・ヘス）、ハウン（キム・シウン）らの愛と友情の物語を描いている。25日公開予定。

◆【写真】パク・ヘス、映画でのショートヘアを忘れさせるビジュアル＝「1st Look」