BTS・RM　法医学会に1億ウォン寄付のビハインドストーリー公開　「教授の話が響いた」

　【Pickcon】男性アイドルグループBTS（防弾少年団）のリーダー、RM（アールエム）が9月28日、大韓法医学会に1億ウォン（約1100万円）を寄付した。

　韓国で2022年12月から23年1月まで放送されたtvNの教養バラエティー番組『知っておいても役に立たない神秘的な人間雑学事典』では10月1日、動画共有サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルにRMが大韓法医学会に寄付をすることになった理由を収めた短い動画をアップロードした。

　この動画には、同番組の収録時の休憩時間中に法医学者イ・ホ教授に話を伺いたいと要請するRMの姿が写っている。RMは「僕は毎年、誕生日に寄付をしていますが、いつも文化芸術方面で僕が知っている分野ばかり寄付してきました。今日の教授の言葉がとても響いて、今回の誕生日には法医学方面で寄付できる方法を知りたいと思いました」と語った。

　これに、イ・ホ教授は「学会に寄付してくだされば、海外研修に行けるようにします」と答えた。すると、RMは「誕生日は9月なんです」と照れくさそうに笑った。イ・ホ教授はRMの言葉に「とてもうれしいです。同じことを考えてくださって、私はもう願いがかないました。胸がいっぱいです」と感謝の気持ちを伝えた。

　そして９月になり、RMは約束を守った。大韓法医学会は9月28日、「RMさんが先日、『大韓民国の法医学の発展のために使ってほしい』と学会に1億ウォンを寄付してくださった」と発表した。RMの寄付金は大韓法医学会の人材育成・学術研究・法医学制度改善事業などに使われる予定だ。大韓法医学会はRMに感謝の盾を贈り、名誉会員資格を付与する計画だとのことだ。

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