防弾少年団RM、大韓法医学会に1億ウォン寄付 「法医学の重要性に共感」

写真=防弾少年団の公式フェイスブックより
▲ 写真=防弾少年団の公式フェイスブックより

 【NEWSIS】世界的なスーパーグループ防弾少年団(BTS)のメンバー、RM(本名キム・ナムジュン)が大韓法医学会に1億ウォン(約1100万円)を寄付した。

 大韓法医学会は27日、「防弾少年団のRMが大韓民国の法医学の発展のために使ってほしいとし、1億ウォンを寄付した」と発表した。

 大韓法医学会は1976年に設立された。法医学研究および鑑定、人材養成などを通じ、人権の増進と社会の安全、司法・正義に寄与してきた。全国の医大および国立科学捜査研究院をはじめ、さまざまな国家機関や民間機関の法医学、法科学の専門家たちが会員として活動している。2010年からは、法医学の専門家養成および専門性の向上のために法医認定医制度を運営している。

 しかし、このような学会の努力と持続的な医学部進学の熱気にもかかわらず、現在活動している法医学者の数はおよそ60人に過ぎない。医師出身の法医学者志願者数は毎年わずか2、3人だ。

 RMはこうした厳しい状況に共感した。RMは大韓法医学会を通じて「法医学者になるにはとても難しい過程を経なければならないと聞いた。法医学の重要性について共感し、使命感を持って法医学者の道を歩んでいらっしゃる方たちを心から尊敬している。法医学者の養成と支援、法医学会の発展に少しでも役に立てればと思う」とコメントした。

 RMの今回の寄付は、教養バラエティー番組『知っておいても役に立たない神秘的な人間雑学事典』(tvN)に出演した際、法医学者イ・ホ教授と縁ができたことから実現した。

 寄付金は、大韓法医学会の人材養成事業や学術研究、法医学制度改善事業などに使用される予定だ。大韓法医学会はRMに感謝の盾を贈呈する。大韓法医学会名誉会員の資格も与えるという。

◆【写真】BTSのRM、破格の坊主頭姿 「こんなに短い髪、高校時代以来」

イ・ジェフン記者
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