少女時代スヨン「父が網膜色素変性症に…視力があまり残ってない」

写真=ユーチューブ・チャンネル「ワンショット・ハンソル」より
▲ 写真=ユーチューブ・チャンネル「ワンショット・ハンソル」より

 【NEWSIS】女性アイドルグループ少女時代のメンバーで女優のスヨンが「父が網膜色素変性症を患っている」と告白した。

 スヨンは15日、視覚障害のあるユーチューバー、ワンショット・ハンソルことキム・ハンソルさん(29)が手掛ける動画共有サイト「ユーチューブ」の「ワンショット・ハンソル」というチャンネルに出演し、自身の父親が「失明退治運動本部」という団体の会長であることを明かしたうえで、病気のことを打ち明けた。

 スヨンによると、父親は2004年からこの病気を発症したという。病気に関する情報が何もなかったころのことだ。スヨンの父親は「失明退治運動本部」の会長になり、海外にある学術資料を翻訳して韓国国内に伝えているとのことだ。

 網膜色素変性症は視覚細胞が損なわれて次第に視野が狭くなる病気で、お笑いタレントのイ・ドンウが患っていることでも知られる難病だ。

 スヨンは「(父は)もう本当に視力があまり残っていないようです。『お前が少しずつ学んで、財団の運営をするなりしてほしい』『アジアにいる視覚障害者の手術をしてほしい』と言っています」「父は生涯を懸けた使命だと考えているので、やらなければならないと思っています」と語った。

 スヨンは先月、失明退治運動本部の会員らと共に順天郷大学富川病院に失明疾患の国内治療薬開発のための研究推進金3億ウォン(約3300万円)を寄付した。

◆【写真】金髪の少女時代スヨン 目が離せない官能美

ムン・イェビン・インターン記者
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