韓国特許庁、BLACKPINK公演に商標警察を投入…偽グッズ取り締まりへ

写真=YGエンターテインメント提供
▲ 写真=YGエンターテインメント提供

【NEWSIS】韓国特許庁は16、17の両日、ガールズグループBLACKPINKのワールドツアー・フィナーレ公演が開催される高尺スカイドーム(ソウル市九老区)で、ファン向けグッズ関連の偽造品の取り締まりおよび啓蒙活動を実施すると14日明らかにした。

 特許庁は取り締まりのために商標特別司法警察を動員し、多数の観客が利用すると予想される地下鉄駅と、高尺スカイドームの主な入場口周辺をパトロールして取り締まりを実施する予定だ。

 特許庁は先月から、ネット上で販売されているBLACKPINK関連の偽造品についてモニタリングを実施。その結果、偽造品が多数流通していることが分かった。このためオンラインプラットフォーム関連の各企業と協力し、偽造品販売者の書き込みやアカウントを削除するなどの措置を取っている。

 商標警察は調査の過程で集めた情報を基に、大規模かつ常習の販売者に対しておとり捜査を実施するとともに、今後も韓国国内の主要な芸能事務所と協力し、オンラインプラットフォーム上でK-カルチャー(K-POPや韓国ドラマなどの韓流文化)関連の偽造品を引き続きモニタリングする予定だ。

 特許庁のパク・チュヨン商標特別司法警察課長は「世界的にK-カルチャーの存在感が高まり、これに便乗して不当に利益を得ようと偽造品が多数流通している」として「今回の取り締まりをきっかけに、正規品を尊重する文化が定着するよう願う」と話した。

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キム・ヤンス記者
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