【ソウル聯合ニュース】韓国の総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)は28日、男性グループのENHYPEN(エンハイプン)とコラボレーションしたウェブトゥーン(縦読み漫画)「黒の月: 月の祭壇」の知的財産(IP)をオフラインで展開すると発表した。
ソウルのテーマパーク、ロッテワールドアドベンチャーでは来月1日から10月22日まで、同作をテーマとしたイベントが開催される。
園内にある城、マジックキャッスルにつながる橋が赤くライトアップされ、マジックキャッスルにはポップアップストアとフォトウォールが設けられる。
アパレルブランドのSPAOとも協業し、ラグビーTシャツ、パジャマ、帽子、靴下などを発売する。
来月22日にソウルの弘大AK店にミニポップアップストアをオープンし、オンラインでも販売する計画だ。
HYBEはこれまで人気グループのBTS(防弾少年団)やTOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、LE SSERAFIM(ル セラフィム)などの所属グループとコラボしたウェブトゥーンやウェブ小説を発表してきたが、ストーリーIPで外部のブランドと協業するのは今回が初めて。
「黒の月: 月の祭壇」は7人のヴァンパイアと1人の少女を中心としたファンタジーハイティーンロマンスジャンルのウェブトゥーン・ウェブ小説だ。ウェブトゥーンは今年1月、世界累計閲覧数が1億回を超えた。
HYBEの担当者は「ENHYPENとコラボしたこの作品はウェブトゥーンとウェブ小説としての人気を越えて空間や商品などオフラインへと体験範囲を広げ、HYBEのオリジナルストーリーIPの無限の拡張性を示した」と説明した。