【NEWSIS】俳優イ・サンボが麻薬の汚名を雪ぎ、お茶の間に復帰する。
イ・サンボは、来月から放送が始まるKBS2帯ドラマ『優雅な帝国』に出演する。パク・ギホPD(プロデューサー)と、『ミス・モンテクリスト』(2021)に続いて息を合わせる。
同番組は、巨大な力によって踏みにじられた正義と隠された真実、失われた人生を取り戻す物語。イ・サンボは中小企画会社のマネージャー、ナ・スンピル役を務める。スンピルは「優雅な帝国エンターテインメント」会長チャン・ギユン(キム・ジヌ)に敵愾心を抱き、独立してNAエンターテイメント本部長として働いている。新人のチョン・ウヒョク(カン・ユル)に飯を食わせてやりつつ日常まで管理している。
イ・サンボは昨年9月、麻薬類管理法違反の疑いで逮捕された。午後2時ごろ麻薬を用い、そのままソウル・江南一帯を歩き回った疑いが持たれていた。試薬検査で陽性反応が出たが、イ・サンボは「うつ病の薬に少量の向精神性の成分が含まれているからだ」と麻薬類の使用を否認した。国立科学捜査研究院での精密検査の結果、尿と毛髪からモルヒネの成分は検出されず、「嫌疑なし」の処分を受けた。